※ ぐだぐだ


メレンゲってなあ〜に?メレンゲってなんだYO〜?



「そんな事も知らないんですか?メレンゲは卵の卵白を泡立てた食材ですよ。全く、無知って可哀想ですね」
「いや、そういう歌があるんだって。」
「ククッ…言い訳はみっともないぞカイジ」
「えー…店長口調から素に戻ってるし……なにその勝ち誇った顔っ……!それにそのポーズムカツク……!」


一条のよくわからないポーズに文句を言えば、一条はさらにぐにゃりと身体をまげる。
……その身体をぐにゃっとさせる事に意味はあるんだろうか。


「カイジには俺の美的センスが理解できないみたいだな!」
「いや……美的センスじゃなくてそのポーズ……」
「いいんですよカイジ君。そんな貴方でも当私はいつでもウェルカム……!」
「いっ……意味わかんねぇ!セクハラ?それってセクハラじゃねぇかっ……!」


もうヤダなんか今日の一条気持ち悪ぃ!と一条から距離を取れば、一条は遠ざかった分近付いてくる。笑顔のまま近付いてくるのが微妙に怖い。
近所の子供が見たら泣くぞっ……!


「どっ……どうしたんだよ一条ぉ!」
「何が?」
「なんか変っ………あ、もしかして変なもの食べたのかっ?!」
「食べるわけないだろ。カイジじゃあるまいし…」
「いや、お前俺ん家に住んでるじゃん…!俺と同じもの食べてるじゃんっ……!時々棚の中漁って勝手に物食べてるじゃん!!」


そういえば冷蔵庫の奥の方に入ってたやつ、賞味期限切れてたんだよなぁ なんて思い出すが、一条はハッと鼻で笑い飛ばす。その顔はやはり勝ち誇ったような顔でむかついた。
……ただ、一条の顔は非常に整っているからそんな顔も似合っている。(そこがまたムカツクっ…!)


「俺がそんな醜い事するわけないだろ!(キラニ」
「だって……この前…棚漁ってパン持って行ったじゃん……(モジ…モジ……)」
「それは近所に野良犬がいたから、餌をあげたんだよ」
「いきなりいい話っ…!そ、そんな事で俺はお前を良い奴だなんて思わないんだからなっ……!」


ちょっといい話にウルウルしながらも、一条を睨みつける。
一条は溜息をつくと、俺に向かって片手を差し出してきた。


「……?」
「Trick or Treat……だっただろ、この間」
「とり……?な、なんだそれ……」
「コンビニでアルバイトしてたのにわからないのかっ?!ハロウィンだっただろ10月31日は!」
「あー……そういえばそんなイベントがあった気がする……」
「Trick or Treatは"お菓子をくれなきゃ悪戯する"って意味ですトリックオアトリート。」
「へー。だから今日はそんなにしつこかったのか…」
「31日に言い忘れてたからなトリックオアトリート。」
「………。」
「……………。」


よくわからない沈黙が流れる。
一条のっ……一条の視線がすごく痛いっ……!
31日に俺にそんな台詞言ってこなかっただろうがっ…!っていうかTrick or Treatを語尾に使うな!!


「なんだよ一条……もうハロウィンじゃないから、何もあげないぞ」
「一条ルールによって、ハロウィンを過ぎても大丈夫なんだ」
「一条ルールって何っ?!」
「一条ルールは一条ルールです」


偉そうに言い張ってるが、ようは自分で作った自己中ルールというわけだ。


「じゃあ…カイジルールにより、一条ルールは使用禁止です」
「カイジルールなんて存在しませんよ」
「なんだそれっ……戦争だろうがっ……!」
「まぁ、お菓子はカイジでいいですよ」
「なにそれすげー嫌……ちょ、待て!台所にお菓子がっ……!」
「どうせ賞味期限切れだろ」
「クソッ…!ちゃんとチェックしてたのか!!」
「あんまり甘く見ないで欲しいなカイジ…俺はカイジが居ない時は部屋の中を隅から隅まで観察しているんだ」
「それってほぼ毎日だろうがっ……!働け!」


カイジにそれを言われたくないな。1番言われたくない台詞だよ

え?あ……うん、ごめん………
って、なんで俺謝ってるんだろ……

それってなんかのカイジだからじゃないですか?

むりやり締めたな一条この野郎っ……!



なんかのカイジ




うわぁ…なんかのさなぎと全く関係ないっ……!最初のメレンゲしかさなぎ感ないっ……!そんな感じに書きたかったのに、全く違うものになってしまった……。格好いい一条さんが書きたいのに、私が書くとなんだか違う人物です。なんだこれ。意味不明すぎてオワタ